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ベッドメーキングそして完結編

やおらケンタが、自分のベットを移動し始めました
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ヨイショ、ヨイショ
     やれやれ トイレの近くの方が なにかと 便利だす 
          ボクちゃん アタマ いいだす
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あとは ベットメーキング だす
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セッセ セッセ 

自立した男を目指して、こんどは洗濯でもするのかしら?

続き4です
犬を飼ってみたいとおっしゃるその方には、問題が一つありました。
ご主人が犬のアレルギーだったのです。
でも、どの程度か分からないというので、試してみないかと伝えました。
どんなに可愛くても、自分がキープしないなら、手元に置いておくのは2週間が限度だと思っていましたから、こちらも必死でした。
その方が試したいといわれたので、主人と二人でその方にお会いしてボイボイを渡そうとしました。ところが、おとなしいはずのボイボイが、気配をさっして車の中から唸ったのです。
このままお渡しするのはまずいと思い、その方のお家まで行く事になりました。
お家は裏にフェンスが張り巡らされた1軒屋で、犬を飼う環境には最適でした。

ボイボイの最初の飼い主は、若いカップルで、二人とも日本レストランで働いていましたので、朝から夜中までボイボイはチワワと共に、狭いキッチンの中ですごしていたのです。
休みの日とか、時間があるときには、十分に遊んであげていたのは、2匹の性格がとても良いので分かりますが、狭いキッチンよりも、広々とした家のほうがもちろん良く、私もその家と庭を見て安心しました。

ボイボイのことを話し、ケアーのことも少し話し、問題があったら電話、メールで連絡してくれるように伝え、私たちは早々に家を出ることにしました。
ボイボイが玄関先で私たちを待っていたのは辛かったけれど、思い切って家を出ました。
なんともいえない思いでした。
たった2週間でしたが、かれの臭い、温かさ、重さ何よりもヒタッと寄り添われた時の充実感みたいなものが思いに浮かんできました。

それからほとんど毎日新しい飼い主とメールと電話でやり取りしましたが、なによりも辛かったのは、我が家では2週間一度も吠えた事の無かった彼が、何時間も吠え続けたと聞いたときでした。
胸が張り裂けそうでした。
彼女は今まで一度も犬を飼ったことはありません。
子犬ではなく、若いけれど意思のある成犬です。
どうしてよいか分からない飼い主に対して、犬は挑戦してきます。
私はケンタを飼うと決めた時から、事前にいろいろなインフォメーションを取りましたが、この方は、そういう時間もありませんでした。
日本人の方でしたので、昔の日本のやり方しか知りませんでした。
言う事をきかすためにたたいたと、聞いたときは、「しまった」と思いましたが、電話で出来るだけの話をし、メールで書き、まず良い犬を持ったという飼い主としての自信を持ってもらうようにしました。
そして、犬を扱う方法を自分が知っている範囲を伝えました。

ボイボイは、本当に頭の良い犬です。
混乱状態から、自分の置かれた立場を間もなく受け入れました。
何よりも、彼女とご主人が本当に彼を気に入りだしたのが、強みでした。
まもなくボイボイは「Lucky」ラッキーという新しい名前をもらい、文字どうりラッキー犬になって行きました。
ご主人のアレルギーも心配していた程ではなく、すぐに彼を溺愛し始めました。
奥さんは家以外に大学で授業を持っており、週に何度か家を留守にしますが、そういう時はご主人がラッキーが心配でお昼に家に戻って来るといわれてました。
「私にはこういうことは一度もしてくれないのに、ラッキーの為にはするのよ」と言うのを聞いたとき、どれほどこのご夫婦が、この犬を愛して居られるかを知ることが出来、本当に嬉しかったです。
毎朝ご主人は「行って来ます」の代わりに「今日もワン飯を稼いでくるよ」と行って出かけるそうです。今では、彼はすっかりそこのお家の王子様です。

彼は幸せとは分かっていますが、一度心を通わした犬への未練は、すぐさまには消えません。
私は、何度となくインターネットでコッカ・スパニエルを検索しては、情報を集めていました。
そうしているうちに、スパニエルの性格を持ち合わせ、それよりも小型のキャバリアという犬種があることが分かりました。
「こんどは抱っこできる犬が欲しい」と思っていたので、思わず「これだ!」と思いました。
そうして、 時期を待ってケンタを家に迎えるようになったのです。

この長い話しが始まるきっかけになったのは、名前の偶然ですよね。
この王子様の名前を、中国なまりで「ボイボイ」と聞いていたけど、多分boy-boyだろうとは思っていました。
Blogをやっているときに、この方が入ってきてくれました。
このキャバちゃんの名前を見て「あ!」っと思いました。
boy-boyちゃんなんです。
なんてステキな偶然と思います。
boy-boy、ラッキーもケンタを育てる応援に来てくれた気がしました。
おとんと今度ケンタを連れてボイボイに会いに行こうって言っています。

Blogを作ってから、たくさんのステキな犬の飼い主にめぐり合えました。
犬を飼うというのは、うれしい事もたくさんあるけれど、困ったこともたくさんあります。
自分のBlogを書きながら犬を飼う喜びを自分の中に再確認したり、多くのBlogを訪れては、自分が持っている同じ問題の解決方を学んだりしています。
皆さんに心から感謝です。

いやーー!!長い、長い文章になってしまって申し訳ないです
でも、自分の中でモモやボイボイのことがまた整理つきました。これも感謝だす。
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どうもだす 深々と おれいだす うしろから けつれいだす
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by setauket | 2005-05-25 05:43
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リタイアしたら どこにでも行ける 私たち さてどこにいくのだろう 


by setauket
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